港会会長 坂本 亮
私は2010年より12年、4名の会長に仕えて会務に携わってきました。その間、前任までの各会長方をはじめとした諸先輩方のご指導により地区会の会務について理解することができました。 2018年末に大手監査法人のトーマツさんが移転して会員数が大きく減少したときも、役員のひとりとして決して小さくない変化に対応してきましたし、地区会としての港会の意義をあらためて問う良い機会にもなったと思います。 港会としては、研修と福利厚生を重視していきたいと考えています。研修も、監査法人の中ではどうしても本業である監査や品質管理に関する内容に偏りがちとの声も聞いていますので、港会ではそこから少し視点を変えながら一般教養を含め公認会計士の業務に役立つ内容のものを意識していくつもりです。 また、コロナ禍でWEBとのハイブリッドで研修会を続けてきましたが、研修会時のアンケートなどから「WEBならば参加しやすい」という声もいただいていました。WEBカメラなどの器材も揃えたため、これをさらに活用して多くの方に「参加してよかった」と言っていただける内容にしていきたいと考えています。ぜひ、期待してください。 地区会の強みは、そのフットワークの軽さにあると思います。物事を流動的に決めたり、従来とは異なる新しいことや、少しは尖ったことにもトライできる。もちろん勝手気ままに運営できるという意味ではありませんが、このメリットを生かして、改めて会員同士の交流を活性化するような施策にも挑戦していきたいと思います。