中央会会長 土田 惠一
中央会には2025年8月末現在で1,800名程の会員及び準会員が在籍しております。内訳は事務所地会員が1,200名強、住所地会員が400名強と、ある程度規模は大きいものの、大手監査法人がないため中小監査法人勤務、独立開業している個人、あるいは組織内会計士らが主体であり、中小企業や個人をクライアントとして仕事している会員も多く、そういう意味では非常に地域密着型の地区会です。 一方で従来からの監査や税務に加えて、M&Aの仲介会社の経営に携わったり、常勤、非常勤を問わず役員として事業会社の運営をサポートする会員も増えており、会員それぞれが多方面で活躍しております。 前執行部の時代から中央区役所との結びつきは強く、区の監査委員を会員が務めておりますし、社会福祉法人の指導検査業務について支援要請を受け、毎年会員を派遣しております。このように中央区と密な関係を保っており、これからも地元行政との連携を強くし、一層の地域貢献に努めてまいります。 また、会計教育事業にも力を入れており、同事業のひとつである「ハロー!会計」を通じて小中学校に出向いて会計の授業を行っています。中央会の会員もメインの講師を務めており、私も参加しましたが子どもたちにも大変に好評でした。これからも積極的に開催していきたいと考えております。 中央区は銀座、日本橋という日本を代表する商業地域を有するだけでなく、歴史と伝統のある街です。その中央区をさらに盛り上げていくために、私たち公認会計士の専門知識と知見がお役に立つことを願っております。