中央会会長 小黒 祐康
中央会には日本公認会計士協会本部や東京会で要職を歴任された諸先輩方のもとで、多くの会員が有意義な経験を積んできた伝統があります。諸先輩には叙勲を受けた方もかなりいらっしゃいまして、私も懇親会で隣席になると緊張したことを覚えております。 このような伝統を大事にしつつも、若手と女性が活躍しやすい会を目指して会務を行っており、現在は会長のほか、副会長が7名おりますが、そのうち3名が女性です。10年前に比べれば、役員の平均年齢は下がりましたが、若手の活躍という点ではまだまだこれからであり、若手への積極的な声掛けを会の最大のテーマとして考えております。 近年では、地域貢献活動への取り組みも活発化しており、中央区の監査委員を会員が務めているほか、社会福祉法人の指導検査業務について支援要請を受け、毎年会員を派遣しております。さらに2021年10月には、中央区教育委員会へ表敬訪問を行い、「ハロー!会計」の実施に向けた打ち合わせなどをしております。 中央区は、銀座、日本橋といった日本屈指の商業地を有しております。我々、中央会もこの中央区の名に恥じぬように、今後も充実した会務を運営していく所存です。日本公認会計士協会東京会中央会の公認会計士として専門知識・知見を地域社会に役立ててまいります。